モーニングコート

2019/05/08

モーニングコート(morning coat)とは、男性が昼に着用する半礼服。

ピークドラペル、シングルブレストで1つボタン。

接(は)ぎ目が入ったウエストラインに斜めにカットされた前裾。

袖ボタンは四つ。

細腹(さいばら)の入った後ろ見頃は膝丈で、二つボタンのついたセンターベンツ。

素材は黒ドスキンやカシミアなど。

同素材のベストで、片前五つボタンか、両前六つボタンが一般的。

黒とグレーの縦縞パンツはサスペンダーで着用する。

シャツはウイングカラーかダブルカラーの白で胸ポケットなしに、ダブルカフスが正式。

首元は結び下げタイ、もしくはアスコットタイ。

グレーか白の手袋に、黒のシルクハットかホンバーグハット。

エナメルでないシンプルな黒の短靴。

１９世紀の乗馬服から発展した形。

正式礼服とされている。