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印花布:中国の染め物、印花布(印華布)のご紹介

2018/05/19

 

印花布とは

 

印花布とは、中国の染め物で、中国更紗をさす言葉。

「いんかふ」と読む、更紗の一種です。

 

名前に「印」がつくので、インド産?なんて、インド更紗を連想してしまいますが、こちらは中国産の染め物です。

 

 

印花布と印華布は同じ意味

 

「はな」は違えど、印花布と印華布は同じ意味。

 

更紗模様の外観的な印象によって、「印花布」と江戸時代中期頃に名付けられました。

ちなみに中国名はイェンホワプーといいます。

 

 

印花布の種類について

 

印花布には、花土布(ホワトープー)という地を黒か藍にし、模様を白く抜くものと、嗎花布(マーホワプー)という、白地に藍模様のものがあります。

地黒のものか、地白のものかで呼び名が変わります。

 

それらはかつて土糊を用いて染められていましたが、自然染料を使用したものは、年々数が少なくなっています。

 

 

花更紗とは?読み方や意味 まとめ

 

印花布とは、

・中国更紗をさす言葉。

・印花布と印華布は同じ意味

・花土布と嗎花布の2種類があり、地黒のものか地白のもので呼び名が変わる。

 

中国の染め物、印花布(印華布)のご紹介でした。

 

 

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