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油をはじく撥油(はつゆ)加工とは

2018/07/02

 

油をはじく撥油(はつゆ)加工とは

 

撥油(はつゆ)とは、油を弾くこと。

油性の汚れを防ぐ「撥油加工」のご紹介。

 

 

撥油加工とは?

 

撥油加工とは、布地に撥油剤を塗布することで、油を弾き、油汚れを簡単に落とせるようにする加工。

拭き取るだけで食べこぼしなどの油汚れを簡単に落とすことができるようになります。

 

撥水加工と併用して、食べこぼしなどの油汚れを防ぎ、衣服の汚れを防いだり落としやすくする加工です。

 

 

撥油加工の目的

 

衣服に施す撥油加工の主な目的は1つ、汚れ防止です。

生地表面に付いた油を表面張力の特性で水玉にして弾く加工をして、拭き取りやすくしたり、付着することを防ぎます。

 

撥水・撥油、両方の効果を持つものは総称して「防汚加工」とも呼ばれます。

その用途は、エプロン、作業着、コート、ジャケット、シャツ、ジーンズ、カーペット、テーブル・クロスなど、さまざま。

どれも汚したくないものばかりです。

 

 

撥油加工の製法

 

撥油加工の製法のキーワードは「フッ素」、撥水撥油剤にはフッ素系加工剤が欠かせません。

それはフッ素が水、油を弾く性質を持っているからです。

フッ素のモノをくっつけにくい性質を利用した加工法とも言えます。

フッ素を繊維に加工させることで、水や油をはじく機能を持たせることができるというわけです。

 

一般にフッ素系化合物の撥油剤をコーティングして作ることが多いのですが、市販の加工剤としては3M社製の「スコッチガード」が有名です。

スプレーするだけで簡単に撥水・撥油機能を与えることができます。

 

その他、加工の種類としては、「一次撥水加工」、「耐久撥水加工(DWR加工(durable water repellent))」、DWR加工の進化版、「超耐久撥水加工(SDWR加工(super DWR))」、アウトドア用などの素材に、「防水浸透加工」、「ナノペル加工」などがあります。

環境に配慮し、人体に影響が無いように、加工剤や生地構造の工夫で機能を発揮させるさまざまな素材が開発されています。

 

どの加工にも撥油・撥水性があり、水性・油性の汚れを防ぐことができる加工法ですが、中でも「ナノペル加工」は繊維の風合いを保ちながら通気性や耐久性にも優れているのが特徴的で、綿や合成繊維のほか、スーツなどの毛織物にも用いられています。

 

 

撥油加工とは? まとめ

 

撥油加工とは、

・油を弾き、油汚れを簡単に落とせるようにする加工。

・表面張力の特性で水玉にして弾く加工をして汚れを防ぐことが代表的な目的。

・一般にフッ素系化合物の撥油剤をコーティングして作られる。

 

油をはじき汚れを防ぐ機能加工、「撥油加工」のご紹介でした。

 

 

 

 

 

 

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